TrueNASのセットアップ
VMの設定
TrueNASのインストール
VMにTrueNASをインストールします.
他のサイト等を参考にインストールが可能だと思います.
IPアドレスの固定
インストール後,コンソールにてConfigure network interfaces
DHCPをオフにaliases
にIPアドレスを入力し設定します.
設定したのち60秒経過するとロールバックしてしまうのでp
を入力すると設定が反映されます.
各自コンソールを読んでください
そののちrebootを行います.
データドライブの設定
WEBインターフェイスでの設定に移ります.
左のツールバーからStorage
を選択し
任意のName
を入力したら,今回はproxmoxでZFSにてRAIDデバイスをHDDとして割り当てているのでStripeで一台のHDDとしてセットアップします.
データセットの登録
NFSやSamba等の共有はPool
単位ではなくDataset
単位で行います.
左のツールバーからDatasets
を選択し
Add Dataset
を選択し,任意の名前を付けて登録します.
私はproxmox
用のデータセットとWindowsその他から使うNAS用のデータセットを作成しました.
ユーザの設定
Credentials > Local Users
からUserおよびUser Groupの設定を行います.
Home Directoryを作成したくない場合はHome Directoryに/nonexistent
を指定します.
共有設定
Samba
のAdd
から共有したいデータセットを選択し任意の名前を付けます.
そののちにACL
という権限の設定に移りますので,先に設定したユーザーもしくはグループに権限を付与して最後にMask
の権限を付与したら完了です.
Mask
という権限は実行最大権限というらしく,Mask
に与えられている以上の権限を実行時に与えられることはない権限です.
そのため,一般の場合はフルアクセスを与えたらいいと思います.
NFS
でもおおよそ同じ手順で共有することができます.Networks
にセキュリティの強化のため接続元のIPアドレスを入力し,
ACL
にて全ユーザーにフルアクセスを与えます.
正しい権限設定は不明です...
proxmoxでNFSのインポート
proxmoxのWEBインターフェイスのDatacenter > Storage
からAdd > NFS
を選択し,
権限設定等に間違いがなければ正常に追加できると思います.